心疾患のある人

目次
  1. 心疾患とコエンザイムQ10
  2. 心機能をサポートするコエンザイムQ10
  3. コエンザイムQ10は心臓病の薬と相性が悪い?

心疾患とコエンザイムQ10

日本人の死因として一位にガン、二位に心疾患があげられます。
死に至らない場合でも、現代人が特に多くかかる病気としても心疾患は有名です。
ごく軽度な段階だとちょっとした呼吸困難や夜間頻尿から始まり、重症化していくと死に至るまでと、症状は様々です。
コエンザイムQ10は、その中でも軽度な初期の心疾患に有効だといわれています。
しかし、現在心疾患を抱えていて、治療中であるという人はコエンザイムQ10の摂取に注意が必要です。

心機能をサポートするコエンザイムQ10

心臓は体内で一番多くのエネルギーを必要とします。
そのため、エネルギー生産のサポートをする役割を持つコエンザイムQ10は、より多くのエネルギーを作れるように心臓に多く存在しています。
実際、心臓病患者のコエンザイムQ10の血中濃度は平均より低くなっていて、心臓で十分なエネルギーが生産されていないことがわかっています。 そこでコエンザイムQ10を摂取することで、エネルギー生産の効率を高め、心臓の機能を上げる効果が期待できるのです。

コエンザイムQ10は、もともと心不全のための医薬品として研究されていました。
心不全は、高血圧症、糖尿病、過度な飲酒やストレス、加齢による心臓のダメージなどが原因で発症します。
コエンザイムQ10はそれらの危険因子の発生を防ぎ、心疾患のリスクを減少させてくれるのです。

コエンザイムQ10は心臓病の薬と相性が悪い?

コエンザイムQ10は副作用もほとんどなく非常に優秀な物質ですが、実は心臓病の薬と相性が悪いということがわかっています。
コエンザイムQ10は心臓部に強く作用する物質なので、心臓の薬と併用すると、薬の効果を過度に増強したり、打ち消したりすることがあるのです。
例えば、血栓予防の薬の効果を薄めたり、血圧降下剤の効果を増強し血圧が下がりすぎたりする可能性が考えられます。

さらに、心疾患の治療や予防として漢方薬を服用している場合も注意が必要です。
漢方には、体の能力を高める「補剤」と体にたまった悪いものを出す「瀉剤(しゃざい)」というものがあります。
コエンザイムQ10により瀉剤の効果が高められ、急な血圧低下や下痢などが起きてしまうことがあるかもしれません。
心疾患の原因である高血圧や糖尿病の対策として使用する漢方は瀉剤である場合が多いです。。
漢方やサプリメントだから安全だと思い併用すると、予想外の副作用が起こって利舞うこともあるのです。

コエンザイムQ10は、ある程度体が機能している状態で、効果が実感できるようになるものです。
コエンザイムQ10などのサプリメントは、症状を和らげることは可能でも、完治させることはできないのです。
心疾患など病気の症状が出始めたら、まずは病院で診てもらうことをおすすめします。

また、コエンザイムQ10と心臓病の薬は相性が悪いものが多いです。
お互いの効果を打ち消しあってしまうと、病気はなかなか改善されません。
心疾患を抱えている人がコエンザイムQ10を摂取する場合は、現在服用している薬や漢方との相性を医師や薬剤師に相談してから摂取しましょう。
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